FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
いんび変態 若妻の悶え(原作「太宰治 キリギリス」)
いんび変態 若妻の悶え
2009年7月17日公開 製作…多呂プロ 提供…オーピー映画 文芸
監督…荒木太郎 原作…太宰治「キリギリス」 脚本・助監督…三上紗恵子 撮影…飯岡聖英 
音楽…宮川透 編集…酒井正次 録音…シネキャビン 助監督…金沢勇大 スチール… 本田あきら
協力…佐藤選人、静活、美能瓢吉、銭谷均 DJ協力…大村水都士、森ちえ
出演/井伊恵理…淡島小鞠、レイコ…あすか伊央、井伊六輔…野村貴浩、但馬…なかみつせいじ
    秘密クラブ客…荒木太郎、画家仲間…岡田智宏、西藤尚、平川直大
協力出演/後藤大輔、広瀬寛巳、吉行由実、里見瑤子、国沢実、江川さん

★★★★ 太宰治生誕100年記念作

私はあなたが好きでした。
貧乏で偏屈で誰からも嫌われていてそれでも自由な、そんなあなたが好きでした。
でも、あなたは成功して出世して人気者になってしまった、だから私は出て行きます。
裕福な家庭で大切に育てられた恵理。申し分の無い結婚相手を望む両親の心とは裏腹に、そんな素敵な相手なら私でなくても大丈夫、どうせなら誰からも相手にされず私でしか付き合えない、そんな相手と添い遂げたいものだ、そんな風変わりの考えを持つ女に育ってしまった。
ある日、家に出入りしている画廊の社長が偏屈な貧乏画家との縁談を持ち掛けてくる。
当然、両親は断るが、誰からも相手にされず出世の見込みも無い芸術家という響きに興味を持った恵理は画家の絵を見て「この人の絵の魅力が分かるのは私だけ!」と、エクスタシーに達する。
そして強引に見合いをし、そのまま結婚、片田舎の崩れかけた古い家で二人だけの貧乏暮らしが始まった。
近所の人から「あんな旦那を持って大変だな」と言われつづけたが、そう言われるのが恵理にはたまらなく幸せだった。
食うものにも困り、絵の具を買うために風俗で働いたりもしたが、エキセントリックな芸術家との刺激的な日々に満足していた恵理。
しかし、個展の成功で夫がブレイク。人気者となった夫は俗世間にまみれ普通の人に変わってしまった。
裕福になり賞賛される日々と変わってしまった夫に失望した恵理は家を出ることを決める。


いんび変態 若妻の悶えいんび変態 若妻の悶え

太宰治の生誕100年を記念して「ヴィヨンの妻」「人間失格」などの代表作が次々と映画化されるなか、ピンク映画でも芸術家かぶれのお調子者監督(私見)の荒木太郎によってもう一本太宰治文学が映画化されていた。と言っても版権が切れているので無許可で撮った便乗企画だとは思う。太宰治の小説も映画化作品もほとんど観たことが無いので比べられないが、それなりに面白く、ひょっとしたら「ヴィヨンの妻」や「人間失格」よりも面白いかもしれない、今度見比べてみようと思った。
貧乏でみじめな暮らしにエクスタシーを感じるヒロインを演ずる淡島小鞠は荒木組常連の女優だが主演作を観るのはこれが初めて。美人ではないがハマリ役だった。個人的に競演のあすか伊央が目的で観たのだが珍しくAVでの方が魅力的かもと思った。AVではハードプレイOKの美少女だが、映画では意外とオトナな感じ。画家のモデルとして登場するが、何の説明も無く押入れに住んでいたりしてヒロインの心の中の友人のようなイメージでよく役どころが掴めなかった。
画家役の野村貴浩は池島ゆたか監督作品などではその歯並びの悪さが気になってあまり好きな役者ではなかったのだが、貧乏の時には格好よく売れるとチンケになる様が素晴らしく上手い役者だと思った。
凄く面白かったけれど、なんかもうひとつ、どこかもう一歩足らず感動に至らなかった。荒木監督の持ち味なのか低予算で3日前後で撮ったピンク映画だからか、大衆的でちゃっちい。でも、それにしては力作だとは思う。


(2010年10月7日(木)中村映劇 ネット割引1,000円)
同時上映「不倫ごっこ 淫らに燃えた妻たち」(旧題「人妻不倫願望」)
      「濡れまくる 若い未亡人」(旧題「痴漢義母 汚された喪服妻」)

テーマ:ピンク映画 - ジャンル:アダルト

【2010/10/22 00:19】 | 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
前ページ | ホーム | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。